Amazonの手数料改定(2026年)を自店で確認する方法。月いくら変わるかを出品レポートから出す手順
2026年の改定は3つに分けて見る
Amazon.co.jpは2025年12月12日に、2026年の販売手数料とFBA手数料の改定を告知しました。出品者フォーラムとセラーセントラルの告知で確認できる範囲では、小規模の出品者に関わる項目は次の3つです。
- 販売手数料。商品1点あたりの売上が750円を超える商品で、料率が0.4ポイント上がる(2026年4月1日)
- FBA配送代行手数料。標準サイズのうち20〜80cm・最大5kgの商品で、1点あたり平均38円下がる(2026年4月1日)
- 長期在庫の最低手数料。保管期間が12か月を超える在庫に、1点あたり月20円(2026年4月15日)
販売手数料は、メディア(本・DVD・ミュージック・PCソフト・ビデオ)、Amazonデバイス用アクセサリ、TVゲーム&ゲーム用アクセサリの3カテゴリーだけは価格に関係なく全商品が対象です。それ以外のカテゴリーでは、750円以下の商品は据え置きと告知されています。
正確な条件は、セラーセントラルの「2026年販売手数料およびフルフィルメント by Amazon手数料(日本)」のページで確認してください。この記事は告知の要点を整理したもので、税務や法務の助言ではありません。
告知を読むだけでは、自店の数字は出ない
告知には料率と施行日は書いてありますが、「あなたの店で月いくら変わるか」は書いてありません。それを出すには、自店の商品ごとに価格と販売数を当てはめる必要があります。
Amazonが確認先として案内しているのは次の3つです。
- FBA料金シミュレーター。商品を1つ選んで価格を入れると、手数料の内訳が出ます。1商品ずつ確かめる用です
- 手数料および諸費用見積りレポート。出品中の商品ごとに、今の条件での手数料の見積りが一覧で出ます
- 利益分析ダッシュボード。売上と手数料の推移を見る画面です
商品が数点なら料金シミュレーターで足ります。数十以上あるなら、レポートをダウンロードして表計算ソフトで見るほうが早いです。
出品レポートから月の増減を出す手順
- セラーセントラルで出品レポート(TSV)を出します。価格の列を使います
- 直近1か月の注文レポートを出し、商品ごとの月の販売数を並べます
- 販売手数料の増加分は、750円を超える商品について「価格 × 0.004 × 月の販売数」で出します。1,000円の商品を月100点売っていれば、月400円です
- FBAを使っていて標準サイズ(20〜80cm・5kg以下)に当たる商品は、「38円 × 月の出荷数」を引きます。実際の引き下げ幅はサイズ区分で違うので、告知の表で自分の区分を確かめてください
- 3から4を引いた値が、今回の改定だけによる月の増減の目安です
商品数が少なければ30分ほどの作業です。ただ、改定は年に1回とは限らず、施行日の違う項目が同じ年に混ざります。次の告知が出たら、同じ手順をもう一度やることになります。
次の改定に気づくための場所
告知はセラーセントラルのニュース欄と、出品者フォーラムの「お知らせ」に出ることが多いです。フォーラムのお知らせはログインなしでも読めるので、月に1回は見る習慣にしておくと、施行日の直前に慌てることが減ります。
告知ページの監視と、出品レポートとの照合を毎日自動でやるのが MLWH です。公開ページの差分を毎日取り、出品レポートを渡すと「どの商品で、月いくら変わるか」を一覧にします。ログイン情報は預かりません。